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当工房には母屋と作業棟の二棟の建物があります。両棟共日本古来の伝統的工法によった木造建築で現代的な和風の意匠で統一されています。
[設計] (株)設計舎(代表;松重正彦氏 担当;田島 孟氏)
[施工] (有)牧野工務店(富津市 牧野常雄氏)
[母屋]
昔の民家をイメージしてデザインされており、広い面積を持つ片流れの大屋根が特徴です。内部には高い天井を持つ約20畳の土間があります。この土間は、コンサート、リハーサル、パーティ等の多様な利用が可能です。通常は楽器が置かれていて、常時10台以上の様式の異なったチェンバロとクラヴィコードが何時でも演奏できる最上のコンディションで保たれています。
ここは、日常の生活空間でもあり、土間以外に、居間、台所、洗面所、風呂、八畳の日本間が二間、板の間, 納戸室があります。
また、四畳半の茶室が付随しており、8畳の日本間と併せ二席の茶席を同時に持つことが可能です。
[作業棟]
農家の納屋の外観をそのまま取り入れた建物でシンプルに二分され、奥半分は二階部分をもち、奥の部屋では主に楽器の組み立てや、仕上げ仕事が行なわれ、二階は収納、物置として使用されています。
また、入り口のある手前部分は,自然木の梁をそのまま見せた天井のない高さを充分に取った空間になっています。 大型の木工機械が置かれており、下ごしらえや荒仕事の木工作業がおこなわれます。
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■工房作業棟
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■母屋と周辺
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